又、又、外資系医療保険のテレホンセール


最近、毎週のように外資系の保険会社A社の代理店から営業電話があって、又かと思うけれど、彼女、彼らの保健医療の何が問題なのかが基本的に理解されていないので、イライラする。対面ならいつでも会ってあげるよ(原則、外資系は対面営業はできないらしい)とは言っているのです。顔を見えない人に僕の病歴とか個人情報を曝すわけにはいかない。資料だけでも送らせてくれと言うから、紙媒体はゴミになるから、おたくのホームページ上で様々な保険商品を用意して、こちらが随時に情報をアップすれば、最適なオススメ商品を前景化出来るデザインを開発すればいいのであって、毎度、毎度、イヤになるほど大量の資料を送りつけることなんてエコにとっても無駄だし効率的ではない。だから、イヤと言っているわけ。
アマゾンコムって知っている?(多分、知らないかもしれない、ここは、僕が潜在的に欲望してくれる本まで教えてくれんだよ。そんなサービス開発をすれば、といっても通じないかも)
というのは、アメリカ系の保険業界なので、マイケル・ムーア監督の映画『シッコ』を業界基礎知識として当然見ているべきなのに、もう、今まで、電話セールスが5,6人の男女だったのですが、誰も見ていない。
僕に対して、医療・保険のことに関して興味がないのかと問うから、僕は『シッコ』の映画を見るほど、興味がある。あなた方が営業代理を任されているA社のような保険会社を弾劾しているようなドキュメンタリー映画の題名さえ知らないのに、僕に保険商品の説明をしようとするのは、あまりにも情けない。せめてこの映画を見てくださいよ。個々具体的な商品の中身については当然あなた方の方が詳しいでしょう。でも大事なのはそれを支える生保についての考え方、どのような思想を持って営業勧誘しているのか、自分のポジションはどこにあるのか、まずそのことを自分の言葉で説明してください。その上であなたの考えに共鳴したら、あなた方が提示する保険商品に興味を示すかもしれない。
オバマ大統領が国民皆保険に消極的だとの報道があったけれど、むしろ、アメリカの生保業界そのものが、アメリカ全土に国民皆保険を完備させるような運動を起こすべきで、皆保険をインフラとして、民間が特殊な保険商品を用意すると言った制度の構築が望ましいのではないか。
前回の電話で同じようなことを言ったけれど、「医療・生命」にかかわることは、公的な整備がまず最優先で整えなければならない。
それをしないで、すべて民間頼みなら、「カネがいのちを支配する」といったおぞましい変態モードになってしまう。
だから、あなた方のような外資系生保はもっと政治にコミットして、アメリカ本土で皆保険を施行することにエネルギーを注いで欲しい。
そのことが長い目で見れば会社を存続させる。
電話越しでかようなことを言いたかったのですが、言ったはずなのですが、理解してくれたかどうかわからない。それで、ここにアップして、今度又、電話がかかったらこのテクストを原稿に話してみようと思う。
マル劇の動画もアップされていましたねぇ。
1:http://www.youtube.com/watch?v=GRhbk9Lq3lQ
2:http://www.youtube.com/watch?v=6WrS940bxgU
3:http://www.youtube.com/watch?v=u8SJj03k7v0
4:http://www.youtube.com/watch?v=HVasisgebYs
5:http://www.youtube.com/watch?v=LpmlrqQiGzo
6:http://www.youtube.com/watch?v=Hu90HtdOAF8
7:http://www.youtube.com/watch?v=ny3nAB29LpA
8:http://www.youtube.com/watch?v=TacUQgPrXWQ
9:http://www.youtube.com/watch?v=GSUC-d8wI7E
11:http://www.youtube.com/watch?v=9Zbmbn5NWRo
12:http://www.youtube.com/watch?v=4Xkr1DoJ5k8
13:http://www.youtube.com/watch?v=nIGlGhU59y0
14:http://www.youtube.com/watch?v=2oasLs-RlkQ
15:http://www.youtube.com/watch?v=9196rNiIoxs
16:http://www.youtube.com/watch?v=VD_LBIFM1Uw
17:http://www.youtube.com/watch?v=Dh9Azy_Gy0s
先日、某証券セミナーの質問タイムで、サププライムローンって結局、福利厚生のインフラで行うべき政治の問題であるのに、「貧困ビジネス」で低所得者を食い物にしたわけでしょう。似たような問題が生保業界にあると思うねぇ。
まあ、僕の質問は会場をシラケさしたけれどw。講師は反応して認めていました。