地蔵盆と二宮尊徳

地元で毎年恒例の地蔵盆の設置作業を午前中にしました。
集会所前にテントを設営して、提灯をぶら下げるのです。
地蔵盆

♪【般若心経】http://www.jodoji.com/jodoji/shingyo2.mp3
御詠歌
設置を終えて、図書館に寄るとリサイクル棚に『品格なくして地域なし』というオモシロイ本があったので、もらってきました。執筆者は日下公人津野海太郎森まゆみ奥本大三郎関川夏央です。
その他、地域、住居の関する本が十冊以上もリサイクルされていました。最近、居住革命、地域に関心を持ったブログを書いているので、偶然にシンクロしたのかなぁ。もらった本の画像を一部アップ。

各県・市・町・村の長期発展計画をみれば分かるが、そこでは「やすらぎ」「ゆとり」「夢」「ロマン」「ふれあい」「思いやり」「いたわり」「豊かさ」などがスローガンとして一行ごとに強調されている。/国会議員などの政治家の公約も同じで、これでは地域住民は力がぬけてしまう。筋肉は不要の世界らしい、意志も気力もいらないらしい。もちろん、努力も勤勉もご無用で必ず幸福になれるのだとしたら、これは解脱して涅槃の境地に達したようなものである。/昔は、南無阿弥陀仏と唱えさえすれば救われると説く他力本願の宗教があったが、今の政治は清き一票を自分に投じてくれさえすれば、やすらぎとゆとりの里に住めるという他力本願を説いている、/その結果、地域おこしの事業はとめどなく品格を失ったものになった。地域エゴの主張が当然になって全国民の負担や迷惑を考える声は消えた。(日下公人p22)

日下は二宮尊徳的地域おこしを考えているわけです。

建築家、突如雑貨商となり至極満足に生きる

建築家、突如雑貨商となり至極満足に生きる

まだ、まだ興味あるリサイクル本があったのですが、取りあえずこれだけもらってきました。