地上から「空」へ

フリーター労組の生存ハンドブック―つながる、変える、世界をつくる

フリーター労組の生存ハンドブック―つながる、変える、世界をつくる

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今日は「やっと夏が終わった」っていう感じのさわやかな一日でした。午前中、bk1に『生存ハンドブック』の書評を投稿*2して京都行き。移転なった「galerie16」で案内状をもらった小松さんの『小松育美展 降り積む色』を見に行く。三条白川橋上るの石泉院町394戸川ビル3Fですが、神宮通りと東大路通り、仁王門通り、三条通りに囲まれた真ん中あたりに位置する、素敵なロケーションです。
小松さんの「空」は誰の者でもない、小松さんの色で、変わりない小松さんにお目にかかった気分になりました。
会えなかったけれど、10月10日から京都市美術館で開催される「主体展」の招待状をスタッフの方に言付ける。榎本香菜子も新作を出品する。
それから、またもや朱印してもらうために寺町通竹屋町上るにある「革堂行願寺」に詣る。
寺町通りを通ると、「ギャラリーヒルゲート」で、「没後5年 水上勉と友人たち 展」が開かれていた。思わず覗いたら水上勉の作品だけではなく、司修安野光雅加藤登紀子の書画もありました。
それから、甲斐扶佐義が撮った写真もありました。彼はほんやら洞のオーナーでもあるが、今年、写真で「京都美術文化賞」を受賞したんですね。ヒルゲートでもらったチラシによると、甲斐さんは、『京都ほんやら洞'68〜'74』(仮題・月曜社刊行予定)で上梓以降は写真に専念するらしい。
それから、行願寺に詣って斜向かいの「進進堂」に何年ぶりにお邪魔。ここのパンは本当に美味しいのです。珈琲も美味しい。350円でお代わりも出来る。たっぷりと二杯もブラックで飲んだので、帰りの電車で珈琲あたりしたのか、乗り物酔いの気分になってしまった。
鴨川沿いに丸太町、三条と歩いている時は気分が良かったのに車中で嘔吐感がありました。ホルモンのバランスも狂ったのかなぁ。
今晩も「日本海軍 400時間」の三回目を見ます。昨日の放映で改めて昭和20年、20歳で散った叔父のことを考えたのですが、叔父は昭和19年に志願したんですよね。訓練機関は本当にわずかでしょう。戦闘の経験もなく、「空へ」飛び立ったのです。何に体当たりしたのかなぁ〜と思うといやな悪寒が残る。