ハケン僧侶

先週に放映された民放のドキュメント(6チャンネル)ですが、「グランド・レリジオン」なる僧侶専門派遣会社が紹介されていましたねぇ。

カメラはその一角で開かれた朝のミーティングには、法衣姿のお坊さんが大集合。ペンとノートと持って、「ご指名で、11時、1時、3時も」などと指令を受ける。この映像はなかなかの見物だった。
この会社には230人の僧侶が登録。派遣件数はうなぎ登りで、最近では月間500件に達したという。「お布施が明確で定額」(同社社長)で、業界内では割安なのが人気の理由らしい。たとえば法事は3万5000円〜、通夜・葬儀は15万〜30万円など。ーお坊さんも派遣の時代 人気うなぎ登りの理由 : J-CASTテレビウォッチーより

確かに合理的なシステムです。番組内でハケンの営業マンが墓地でお経をあげ、遺族と喋っているのを墓場の影?から見えないように隠れて、チェックリストを持って抜き打ち人事評価をしていたが、そのチェックリストの項目が具体的でした。お説教は30分より短くてもダメ、長くてもダメ。30分で着地するようにするとか、服装のチェック、声の良さなど、肌理の細かい評価をしていました。
番組に登場した40歳代のお坊さんは、わざわざ、車で東京までやってきて、ハケン会社の指示で法事まわりをするわけです。
そう言えば僕のところにもお盆のおり、菩提寺からお坊さんがやってくるのですが、一昨年は、山梨ナンバーの車で若いお坊さんがやってきましたよ。
「わざわざ、山梨から、動員されるんだぁ」