抗癌剤について、

入門腫瘍内科学抗癌剤―知らずに亡くなる年間30万人 (祥伝社新書 (001))がんを薬で治す 抗がん剤・分子標的薬・ホルモン剤 (アサヒオリジナル)うまく使って、うまくかわす! 怖くない抗がん剤 (主婦の友パワフルBOOKS)
毎日新聞に『がん助長たんぱく質抗がん剤開発に道』('10/2/22)という記事がアップされていた。

 肝細胞がんや脳腫瘍で過剰に作られる特定のたんぱく質が、がん細胞を傷つける酸化ストレスを軽減させ、薬剤への耐性を高めるなど、がん細胞の生存を助けている可能性が高いことを、東京都臨床医学総合研究所、東北大などの研究チームが突き止めた。21日の英科学誌「ネイチャー・セル・バイオロジー」(電子版)に発表した。このたんぱく質の蓄積を抑えることで新たな抗がん剤開発につながる可能性があるという。(略)

ということで、こちらのテキストを拝見しました。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20100222/index.html
でも、僕には基礎的な知識がないので、心許ない。
そういうこともあって、学部の医学生のために編集した、がん医療の基本書を銘打たれている『入門腫瘍内科学』(篠原出版新社)を手に入れたのですが、まだ、ちゃんと読んでいない。地元の図書館にも取り寄せてもらったから、大阪地区の人なら横断検索でヒットして借り出しが出来ると思います。
しかし、梅田の某書店に寄ったら、祥伝社抗がん剤に関する新書が平積みされていたから、これはいいと思って手に取ったら新刊ではないのですねぇ。少し、情報として古いのではないかと買うのはやめました。ただ、編集としては、とても整理されたもので、分かりやすく基本書としては最適かも知れない。最新の改訂版を出して欲しいねぇ。なか見!検索が出来ます。レビューもなかなか参考になります。
http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4396110014/ref=sib_dp_pt#reader-link