天野山金剛寺


女人高野 天野山金剛寺
丸山健二 - 葉っぱのBlog「終わりある日常」
丸山健二の『まだ見ぬ書き手へ』について↑書きましたが、結語でこの国の文学では古典を含めて真に遺産と呼べるほど凄い作品は皆無だと断定する。いくら探してもみつからない。
要するに、絵画の世界における『日月山水図屏風』に匹敵するような突き抜けた文学作品がいまだにないということ。
《「日月山水図屏風」の作者不詳ということに、わが国の芸術が抱える問題のすべてが隠されているように思えてなりません。また、作者不詳ということに、芸術家としての本来在るべき姿のすべてが込められているような気がしてならないのです。》
先日、長谷川等伯の「松林図」は拝見したけれど、「日月山水図屏風」まだ拝見していない。
観ることが出来ないかなぁと検索したら、5月5日の子どもの日に天野山金剛寺で一日だけ公開される。
http://amanosan-kongoji.jp/event/080505/index.html
http://domestic.travel.yahoo.co.jp/bin/tifdetail?no=jtba4003930&genre=1&t=a&ref=k27ls&la=2705
こちらの金剛寺は僕の納経のコースに入っているので、朱印もしてもらおう。
忘れないようにチェック。河内長野市あたりは出かけたことがないのです。動画を見るといいところですねぇ。一日だけの公開なので、早起きして朝一にお詣りするくらいの意気込みが必要です。

千日の瑠璃〈上〉 (文春文庫)

千日の瑠璃〈上〉 (文春文庫)