「おばけ」をパスして、納経巡り

明日、又早起き(午前4時)に起きて「神仏霊場巡り」です。
近くの人が車で連れて行ってくれるとのことなので、
日帰りだけど、「熊野速玉大社」「青岸渡寺」熊野那智大社に参拝予定。
クジラの町・太地町も近くなのですが、寄り道する時間はないねぇ。
クジラ料理も食べる気がしない。
子どもの頃は小学校の給食、倒産した生家が乾物問屋の商売を瀬戸内沿岸やっていたので、クジラの缶詰も記憶にある。
すき焼きは牛肉ではなくて、クジラがよく出ていた。
でも、クジラよりは牛肉の方が美味しかった。
鯨で一番美味しかったのは子どもが好むものではないけれど、
大人の酒の肴にぴったりの尾羽毛(「おばいけ」、「おばけ」とも)でした。芥子酢味噌をつけて、鯨の尾っぽを油抜きしたものです。
メタボの人には最適な食材だと思うw。
現在、地元のスーパーで時たまクジラが出まわるが、やはり、値段から言っても味から言っても、牛、豚、魚を選んでしまう。
今や、僕にとって高級食材です。にもかかわらず、貧しい時代の記憶の尾っぽが「おばけ」(幽霊)のようにふわふわまとわりついている。そのギャップがヘンな感じです。