緩和ケアチーム?

厚生労働省が全国に整備している「がん診療連携拠点病院」には、「緩和ケアチーム」を設置することが義務づけられている。
ライフ - 毎日新聞

がんの治療にあたる主治医から緩和ケアチームに、診療がバトンタッチされるわけではありません。病棟の主治医や看護師は引き続き担当を続け、チームがそれをサポートする形になります。(略)/ホスピスに移る際は、多くの場合は主治医が変わりますから、「治す」から「癒やす」に「ギアチェンジ」される傾向がみられます。この点、緩和ケアチームがかかわる場合は、「治す」と「癒やす」の重きが変わっていくイメージです。/ようやく、整備され始めたわが国の緩和ケアですが、国際的に見るとまだまだ遅れています。14日にシンガポールで、「死の質ランキング」が発表されました。各国の緩和ケアの実情について、医療関係者などから聞き取り調査を行い、医療費などの視点を含めて評価したものです。トップは英国で、オーストラリア、ニュージーランドが続きましたが、日本は23位と低い評価でした。リポートでは「緩和ケアの費用が高くつく一方で、在宅医療が遅れている」などと分析しています。/たしかに、日本で「畳の上で死ぬ」ことは非常に難しくなっています。今後、「死の質」を高めるための努力が必要となるでしょう。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)

近所の人で「畳の上で死ぬ」ことを選んだ元「海の男」がいました。
病院で検査入院していたのですが、院内で実際の患者の現況を目にし、主治医が余命3ヶ月と本人にも家族にも宣言して病院でも手当を続けることを推奨したが、本人は自宅で最期を過ごすと決心しました。
約、1ヶ月自宅で夫婦揃って過ごすことができました。最期の一週間はモルヒネなどの緩和治療のクスリの影響か妄想に襲われましたが、
妻の腕の中で抱かれるように安らかな眠りにつきました。
僕も連絡を受けてすぐにお目にかかることができました。享年90歳。
3ヶ月と1ヶ月の差異はなんでしょうか?
継続入院は3ヶ月でしょう。余命3ヶ月はそんな行政の都合の側面もあるのでしょうか?