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6月16日 最低300年閉じ込める必要 小出裕章 (MBS) | 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ

 日本には現在五四基の原子力発電所がある。それらは「絶対安全」と言われながら、都会を避けて過疎地に立地されてきた。そして、今回の事故である。このような事故は絶対に起こらないとして原子力を推進してきた国と電力会社、原子力産業などには無論大きな責任がある。正確な情報を与えられずにきた消費者は騙されてきたのだと言えないことはない。しかし、騙された者には、騙されたことに対する責任がある。子供たちは放射線感受性が高いので、汚染された食料を与えてはならない。何よりも子供たちには原子力を許した責任がない。しかし、私を含めた大人には、責任のない者は一人もいない。農業・漁業を崩壊から守るためには、私たちがあえて汚染食品を食べるしかないというのが、二〇年前に本書で私が書いたことである。(後略)
 2011年4月2日 小出裕章

地元の図書館にオーダーしていた小出裕章の『放射線汚染の現実を超えて』を借りる。上記に『放射線汚染の現実を超えて』復刊にあたっての「まえがき」から一部引用しました。
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bk1に書評投稿した立花隆の「がん 生と死の謎」で3000ポイント頂戴しました。m(__)m
さっそく気になっている講談社現代新書の宮台真治×飯田哲也の新刊(今日発売でしょう)と武田徹の新刊を購入しよう。

放射能汚染の現実を超えて

放射能汚染の現実を超えて

しかし、本命の武田徹の『私たちはこうして「原発大国」を選んだ』も今週の書評投稿したのに、こちらはスルーされました。残念。
原子力的日光の終わりある日常の陽だまりの中で微睡む - 葉っぱのBlog「終わりある日常」