なぜ?どうして第四版

看護師・看護学生のためのなぜ?どうして? 1 基礎看護(専門I)看護師・看護学生のためのなぜ?どうして? 9 がんと緩和ケア(専門II成人看護)看護師・看護学生のためのなぜ?どうして? 3 循環器(専門II成人看護)看護師・看護学生のためのなぜ?どうして? 10 老年看護(専門II)
老母はペース・メーカーの植え込みやったが、入院生活は初体験で出産の時も病院ではなく助産婦さんが自宅に来て僕も生まれたわけで、オヤジの入院の付添をやって病院の泊りの経験はあるけれど、93年間で初めての患者として初入院だったわけです。
だから、病院内の常識、看護師、スタッフたちの立ち振る舞い、人間関係すべてが、はてな?なぜ?どうして?の連続で情報を知る手立てがなかなかなくてそれが一番の不安の一因だったらしい。
ひょんなことから僕自身が情報を仕入れるために看護師、学生のための参考書を地元の本屋で見つけ勉強したら、とてもわかりやすく老母の病気もなんとなく理解できることになりました。最初に購入したのは「循環器編」でペース・メーカーのことがわかったわけ。念のため老母に薦めると興味を示し二回も読み返しびっくりしました。でもおかげである程度不安が解消されたみたい。やはり年寄であっても「知ること」が最大の「安心」につながるみたいです。
そういうことで他の巻数で「老年看護」、「基礎看護」を読んでいるがとてもなっとくできる情報がつまっていてベットで一生懸命、老母は読んでいます。
僕も9巻目の「がんと緩和ケア」を読んでいますが、イラスト、マンガもあり。、でも一応国家試験のための参考書なので問題集もある。いろんな工夫があって読んでいて楽しい編集になっている。感心するほど優れものです。
赤い下敷きがついており、本文のキーワードは赤文字になっており下敷きをあてがうとキーワードが消えて勉強するというわけ。
看護師さんになるための基礎知識が網羅されておりオモロイ。第四版で情報が新しいのもいい。
家庭医学的な患者のための本はもうひとつ物足りないし、医者、医者の卵たちのための医学専門書はあまりにも敷居が高いし、看護師を対象にしたこのシリーズは老母や僕のような読者にとってちょうどいい塩梅だとナットクしています。