映画館編

佐藤真/(1957年〜)阿賀に生きる [VHS]

ドキュメンタリー映画作家の佐藤真さんを始めて知ったのは、東京、北区の王子駅前の、北とぴあの大ホールで、金井美恵子さんとのトークを挟んだ“アジア映画祭”である。1992年、『阿賀に生きる』で衝撃的なデビューを果たしたドキュメンタリー映画作家の…

侯孝賢(ほう しゃおしぇん)

今日、『珈琲時光』を観たばかりなので、この映画監督について語るべき情報は追々更新するとして、僕自身の備忘録としても、簡単にプロフィールを書いてみます。1947年・広東省生まれ(台湾の団塊の世代なんだ)。《…翌年、家族と共に台湾・高雄に移住。…

小津映画に登場する風貌の人

テアトル梅田で映画『珈琲時光』を観ました。台湾の映画監督なのに、侯孝賢の映像は僕の中に染み渡りました。荒電の傍、王子、山手線駒込駅傍に何十年と住んだものにとって、シーン毎に触発される<私的>な映像が重なって、思わず目を閉じてみたくなる誘惑…

ロバート・S・マクナマラ

ドキュメント映画『フォッグ・オブ・ウオー』(the fog of war)を“シネ・リーブル梅田”で観ました。広島・長崎原爆投下で核使用のシナリオが出来上がっているのに、あまりに、不必要なB29による焼夷弾の大量投下も悲惨であった。東京大空襲は…