大阪の街、東京の街、そして夕凪の街

柴崎友香の『その街の今は』は雑誌で読んだのですが、単行本になっています。やぎっちょさんのブログを読んでいたら『その街の今は』に反応して『花の国』というYOUTUBEで昭和10年代の東京の街を紹介してくれていました。この映像がとてもいいのです。
SWFBLOG 花の国と称された時代、昭和初期の貴重なフルカラー映像
オンライン書店ビーケーワン:その街の今はオンライン書店ビーケーワン:夕凪の街 桜の国オンライン書店ビーケーワン:幻景の東京オンライン書店ビーケーワン:ヒロシマをさがそう趣都の誕生 萌える都市アキハバラ
ヒロシマ、↓の動画で「夕凪の街」を少女が一人芝居をしています。こうの史代『夕凪の街桜の国』が原作です。
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=16158http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=18041
◆昨日の毎日新聞の書評欄で藤森照信評“107の「偶然の産物」を記憶の道標として”『ヒロシマをさがそう』(西田書店)がアップされている。
 僕自身は昭和19年の早生まれですが、同級生に被爆者がいました。もうと言うか、まだと言うか、60年は経ったのです。段々と体験者はいなくなるのでしょう。でも建物は残る。藤森さんは書く。

 歴史の記憶は、とりわけ傷となった記憶は、傷を負った人と社会がまず語る。ついで、そうした人と社会に触れた表現者が語る。でも、いずれ人も表現者も亡くなって、生の体験の時代は終わる。その段階になってもまだ傷跡を見せて語る、といっても分かる人にしか分からないような小声でしかないのだが、何ごとかを語るのが建物なのである。

参照:http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/news/20061015ddm015070044000c.html
参照:http://miyadai.com/index.php?itemid=416シニックな街論です。