クオリア

美/面白いこと

下の国本武春のエントリーで、てるてるさんのコメントがあって、NHKで武春の「忠臣蔵」があったんですね、それで、YOUTUBEに動画データがないかと検索したら、『携帯忠臣蔵』という動画がありました。武春さんの浪曲ではないけれど、思わず、クリ…

撒き餌の白魔術

年末から正月にかけて黒魔術的なエントリー(貧困・ひきこもりなど)が続きましたが、やはりそのようなネガティブな情念をポジティブな白魔術的なものに変換することは確かに大切なんだろうね、 ちゃんとした正規雇用からはじき飛ばされて、今で言うならさし…

裸のコスプレ

茂木健一郎さんに惹かれるのは、その「何にもなさ」なんだと、今更ながら思い至りました。それは僕の「何にもなさ」を、あっけらかんに示すものでもあります。でも、「裸の王様」であることをむしろ立ち位置にして常に更新したいと思う。そんなことを言うと…

アルチスト/アルチザン 

花田清輝の『スター意識について』を引き続き引用してみる(p312〜3)。しかし、この時代、アルチスト、アルチザンという二分法が有効だったのですね、純文学、純文学でないもの(中間小説・大衆小説)が違うものであるという了解、芥川賞と直木賞があ…

いいなぁ…

茂木健一郎×是枝裕和対談『映画と脳の創造性』が朝日カルチャーセンターで行われるのですね。でも、本日の夕方6:30からです。今の時点で募集人員は5人ですかから間に合わないかも知れませんが、僕の聴きたい対談ですね。

クオリア小爆発(未遂)

クオリア入門―心が脳を感じるとき (ちくま学芸文庫)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/03/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (59件) を見る 茂木健一郎さんの『クオリア日記/地下からどどどどどと吹き出…

クオリア/出来事/廃墟

茂木健一郎氏の半年前の『クオリア日記』での『思考の補助線』はとても大切な基本線だと思う。月刊ちくま411号(p28〜30)に掲載されたものですが、「世界をその中心で述べるもの」に向かうという探求は自然科学者であれ、思想家であれ、メイン通り…

♪「萌え」/♪「クオリア」

下で「内在系」、「超越系」のことを宮台真司×北田暁大の『限界の思考』の引用で触れましたが、僕の中にどうも「内在系」=「萌え」&「キャラ」、「超越系」=「クオリア」という脳内整理をしているみたい。東浩紀の「動物化」を「全体性への志向を断念」し…

何故、惹かれたのか?

ミクシィの『風の旅人 読書会』コミュニティでかぜたびさんが、エミット・ゴーウィンのネバタ核実験場の写真についてある読者から、≪「どうしてあんなに美しく見えるのでしょう?」と、読者の方に問われました。 美しく見えてしまうところに、何か大事なこと…

偶然の出会い/楽しい孤独

ソネアキラさんのブログでITマネジメントの茂木健一郎のインタビュー記事が紹介されていたのでさっそく読みました。『論理』と『経験』。 論理は閉じた世界で経験は開かれた世界なんでしょうか。その前提に立って“偶然の出会い”について考察する。SERE…

茂木さんの教室に佐伯さんが

茂木健一郎さんからの情報なんですが、先生の美術解剖学授業で佐伯剛さんが講師としてお話をするということです。 東京芸術大学 美術解剖学授業 佐伯剛(「風の旅人」編集長) 「展望と創作と呼応〜編集という再構成〜」 2005年6月16日(木) 午後3…

死体には秩序があります。フィギュアには?

前日のおしょうさんのコメント欄で書かれたことをこちらにアップします。 葉っぱ64さんはそこに“廃墟”を見られたようですが、それは「下(上)へ抜け出たところ」を見てしまうからで、抜け出ることが目的なのではなくて「偶然」を豊かなままにつなぎとめる…