草稿

小説『リトルボーイの涙』(6)

田母神論文について、たかじんの「そこまで言って委員会より」の番組で放映されたYOUTUBE動画を見ていたら、三宅さん、鈴木邦男さんが、マットウな人に見えました。こちらに登場の元海上自衛隊士官には唖然としましたよ。 (1)http://jp.youtube.com/watch?v=…

リトルボーイの涙(5)

「リトルボーイの涙」の続きノーパンクタイヤ! アルミ製 折りたたみ式リヤカー出版社/メーカー: リヤカーメディア: クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る 最早、この街が戦場のただ中にあるとは思えなかった。安奈の歌声に、焼け出された人々も…

「リトルボーイ」の涙(4)

♪http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20080713/p1より続く リヤカーのてんぼうを両腕で引っぱり、横棒をお腹にあてがって、エンヤコラっと、その張り切った腰肉をモンペに隠しおおせないで夏の陽をはね返している女は安奈と言った。まだ19歳であった。こ…

「リトルボーイ」の涙(3)

◆「リトルボーイ」の涙(2) - 葉っぱのBlog「終わりある日常」続いて、広島に原爆を落とす日〈上〉 (角川文庫)作者: つかこうへい出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1989/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見るくノ一忍法帖 山田風太郎忍法帖…

「リトルボーイ」の涙(2)

◆「リトルボーイ」の涙(1)続き 昭和二十年七月二十四日。米軍の艦載機八百七十機が、この街に襲いかかり、港の沖合で海空戦が行われた。リヤカーの後部で汗をぬぐっている若い女の義弟も、この戦いで英霊となった。その日、K鎮守府の発表によると米軍機は…

「リトルボーイ」の涙(1)

毎日新聞(7月9日)の特集記事、『平和をたずねて:呉戦災・軍港都市の悲傷/1 「真珠湾」と同じ光景=広岩近広」』を読むと既視感にとらわれる。呉大空襲があったおり、僕は赤子だったので、記憶はないとは思うけれど、そうではないのではないかと時々思…

希望は、山桜&花連帯

[rakuten:mamapan:373653:detail] 更新を暫く休むつもりでしたが、下の「んんん王子」の童話習作の前に「花に埋もれた町」なんて言うのを書いていて、そのコンテンツもアップした方が流れがわかると思い、僕のアタマの整理にもなり公開します。 海がみえる、…

「あああ」はいつのことやら

とうとう僕自身が「んんん」ジジィになりました。更新は暫く出来ないかも知れない。 又、解けるまで、待って下さい。(脱力状態) 参照:小さくても、大きいプライド - 葉っぱのBlog「終わりある日常」 http://kazetabi.weblogs.jp/blog/2008/02/post-5f85.h…

「んんん」はやっぱヤバイ/ケータイへ

保坂和志さんの掲示保板でチェさんいう方が「あああ」というカキコ(no.3393)で、こんな言葉があったけれど、素敵な箴言だなぁ。 たとえば 自分と他人がいて「コミュニケーション」が生まれるのではなく、コミニュニケーションがあって、はじめて「他人」と…

んんん王子

身近な人が押し花アートをやっており、教室で絵本か童話を作成すると言う。出来上がった押し花作品を印刷にして言葉を添えるのだと思うがどういう装丁になるか全くわからないが、腰軽な僕は、童話を書いてくれないかとの要望に、童話なんて書いたことがない…