2006-01-01から1年間の記事一覧

はてなダイアリーブック欲しい!

はてな?でこんなキャンペーンが始まっていたのですね、まさに、これは究極の自費出版で、たったの一冊でもいいのです。まあ、どこかの共同出版のようにISBNコードがついて国会図書館に納本っていうことは金輪際ありません。でも可愛いではありませんか…

ご当地雑誌フォーユー

◆藤原新也さんが問題提起した『新風舎』の諸々は様々な波紋を拡げていますが、出版・流通に関して見事な交通整理をしてくれる小田光雄さんの読書人から消費者へという分析を敷延すれば、今は消費者から体験ツアーのような「作り手」の時代なのでしょうか、確…

塀の中の高齢者・障害者

『論座1月号』の特集は『現代の貧困』ですが、前日エントリー紹介した赤木智弘氏の記事の次頁は対談浜井浩一×山本譲司『福祉施設化する刑務所』です。ちょうど、ビデオニュースドットコムで会員になっているので、山本譲司の『「服役囚の4分の1が知的障害…

現代の貧困

昨日読んだのですが、深夜のシマネコの赤木智弘さんが『論座・1月号』の特集「現代の貧困」で非常に明晰な一文『「丸山真男」をひっぱたきたいー31歳フリーター。希望は戦争。』を書いています。とても誤読を生みやすい、何せ、赤木さんは双風舎の『バッ…

Stabat Mater

Pergolesi: Stabat Materアーティスト: Giovanni Battista Pergolesi,Claudio Abbado,London Symphony Orchestra,Margaret Marshall,Lucia Valentini Terrani出版社/メーカー: Dg Imports発売日: 1990/10/25メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見る

安心の収容所

石原吉郎詩集 続 ◆生田武志の「LASTDATE」を一気に読むには考えざるを得ない、問題点が多すぎる、それで立ち止まって石原吉郎の『続・石原吉郎詩集』(思潮社)を読んだりしているのですが、強制収容所のトピックは、現在只今の「安全・安心」の焦眉の問題に…

ペシミストの勇気について

マイミクのshohoujiさんが、鈴木謙介の「有料化する公共圏」のテキストを紹介していたので、読んでみました。「安全・安心」を「安全」/「安心」と仕分けして考えるのはその通りでしょう。ソーシャルセキュリティからセキュリティへと移行している…

往生

とうとう、一度も遊雲君に会えなかったですが、御浄土に旅立ちました。和尚さんとご家族のみなさんにご冥福をお祈り致します。たった、この間、遊雲君のカキコを読んだのに、明日はないのです。ただこの刻を精一杯生きるしかない、遊雲君、見守って下さい。…

マンガミュージアムで陳列平台を椅子と間違ってしまった。

少し、前のネタで恥ずかしくて公表しなかったんですが、夏目房の介さんの『京都国際マンガミュージアム』の記事を読んでいたら、やっぱし、方針としてお客さんが滞留しないように椅子をあまり置いていなかったのですね。ぼくはこちらの小学校の履歴を展示し…

保坂さんと散歩?

注:でも、再生されないですね、みなさんどうなんだろう? WEB草思で、保坂和志『世界はこんなふに眺められる 8回』もアップされていますね、世界史の教科書、いじめ問題について書いています。

山下洋輔

n-291さんはそそられるエントリーをするので、最近よく立ち寄るのですが、大好きな山下洋輔のピアノソロをYOUTUBEの動画で紹介してくれてさっそくクリックしたのですが、昨日の保坂和志『季節の記憶』と違って再生はちゃんと出来ました。 でも、この…

臓器移植

毎日新聞の記者の目 『病気腎移植の万波誠医師』は署名記事で、いわゆる世間の目とは違った切り口で報道してくれるので、多少なりとも蒙昧を切り開かれることがある。僕は原則、臓器移植には反対の立場ですが、でも、個々の具体例を見聞きすると、仕方がない…

You Tube/エラ

過去ログで紹介したジャズのライブで、マイルス・ディヴィス他、You Tubeで急にアクセス出来なくなったのですが、又、出来るようになりましたね、エラ・フィッツジェラルドをクリックしてみます。こちらの、エラの肝っ玉おばさん風な佇まいは、誰かに…

本は読むもの、書くもの?

風の旅人 (Vol.23(2006))出版社/メーカー: ユーラシア旅行社発売日: 2006/11メディア: 大型本この商品を含むブログ (3件) を見る 『Shinya talk(11/28)』の記事も新風舎の件が引き続いていますが、僕は今日、堂島にある新藤田ビル地下の『…

1984年の朝の夢?

注:階段を下りて右手が「熱風書房」 NHKのテレビを見ながら食事をしていたら「もっと読まれる、自費出版」っていうプロジェクトが中堅出版社で立ち上がって、自費出版する元商社マン氏が出演していた。ただ、従来の自費出版というノリではなく、版元が積…

オヤスミ…So What

youtubeは昭和30年代のジャズも沢山アップされているのですね、 今夜は1959年の『So What』です。

おはよう!ジャズ

楽しんでもらったようで、追加サービスです。 YOUTUBEから、DOクリック! データが消えました!あっちゃぁ…

250万円より5万円

本は読むより書く方が10倍楽しい作者: 井狩春男出版社/メーカー: 新風舎発売日: 2002/10メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る 前日のスレに続くのですが、藤原さんは前日のブログで『誤解』を書いている。本日のブログでも色々…

未体験の美味しさ・面白さ

ブックオフで買っていた小林カツ代の『実践 料理のへそ!』の冒頭。 一人で食べる贅沢、というのがあります。 すわ、炊きあがった! という電器釜の蓋を開ける。一気に湯気が上がる。すかさず、その炊き上がったご飯の表面をしゃもじでビューッと取る。削ぐ…

250万円が安いか、高いか、

本を読むよりは書きたい人が多い。ブログを書くことも多少その気があるから持続するのであって、僕も他人事ではないけれど、やはり、文芸社、新風舎関係のデータを荒ロムすれば、こんなににも「自己語り」したい人がいるんだと、その内面につけ込んでビジネ…

協力出版社?

上のエントリーに深いところでつながるとは思うのですが、取りあえず、メモ程度に少し触れておきます。あとで、又、書きます。双風亭日乗で「協力出版、新風舎のこと」というスレが藤原新也さんのエントリーにシンクロしてアップされていますが、「コミケ」…

京都国際マンガミュージアム開館!

本日より、一般公開ですね、これから地域のゴミ減量の会議に出席して、昼飯食って京都に出かけます。夜にマンガミュージアムの報告をします。国際マンガミュージアムの感想は11/22のコメント欄に書きました。*1 地下鉄烏丸御池駅のすぐ傍ですね、京都は…

利重剛監督「クロエ」

何故か、藤原新也さんのことを考えていたら、映画『墓に唾をかけろ』から、ボリス・ヴィアンの『日々の泡』のことを前日、書いてしまいましたが、ヒグラシさんのコメントで、邦画の『クロエ』が『日々の泡』(『うたかたの日々』)の翻案でもあることを知っ…

「あんた、この国を好きやった?」

君はこの国を好きか (新潮文庫)作者: 鷺沢萠出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る 鷺沢萠の『君はこの国を好きか』を雑誌新潮六月号に掲載されているのを読む。部屋の掃除をして…

褐色のブルース

約束通り『黄泉の犬』のbk1書評投稿をしました。そもそも、最初に投稿したのが藤原さんの本でした。僕が大昔よく口笛を吹いていたメロディーに映画の主題歌『墓に唾をかけろ』の中から「褐色のブルース」がありました。藤原さんの自叙伝でこの映画につい…

東京都立図書館司書の07年問題

今日の毎日新聞朝刊の「記者の目」より署名記事ですが、『冷淡すぎる作家のの都知事』を読むと図書館行政の劣化に驚く。都立図書館の資料費が今年度当初予算で、10年前の半分以下の一億九九三七万円に減ったという。図書館を頻繁に利用する僕としては嘆か…

フーコーお礼!

フーコー・ガイドブック―フーコー・コレクション (ちくま学芸文庫)作者: ミシェルフーコー,小林康夫,松浦寿輝,石田英敬,Michel Foucault出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/11/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (34件) を見…

内藤さんのイジメ対策

成城トラカレからで教えてもらった内藤朝雄さんのわかりやすいイジメ対策です。 ?http://www.harajukushinbun.jp/headline/406/index.html ?http://www.harajukushinbun.jp/headline/408/index.html

かもめ食堂

かもめ食堂 [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2006/09/27メディア: DVD購入: 18人 クリック: 381回この商品を含むブログ (1254件) を見る まっちゃんさんのブログで光浦靖子のことがエントリーされていたので、なんとなく、DVDで『かもめ食堂』を借りて…

黄泉の犬つづく

藤原新也さんの朝日新聞に掲載された記事がブログにアップされていますね、読んでいてあまりにベタな直球に胸が締め付けられる苦しさを感じました、《…携帯の画面には「あいつ」「ゴキブリ」という言葉がちらりと見える。おそらく小学五,六年生くらいだろう…