2007-01-01から1年間の記事一覧

アドルフォ・ビオイ=カサレス

久しぶりにジュンク堂本店に行ったので珍しく、外国文学の棚を覗く。保坂和志さんの掲示板で、熱く取り上げられていたので、読みたくなったわけ。まず、白水社Uブックスの『ダブル/ダブル』に収載の「バウリーナの思い出に」を短編なので、思わず座り読みし…

JUNKU大阪 トークセッション

頭山満と近代日本作者: 大川周明,中島岳志出版社/メーカー: 春風社発売日: 2007/12メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (14件) を見る ◆追伸:ところで、トークにおいて共同体を大事にする保守主義者である中島さん自身がそのことと戦争を…

梅田の本屋さん

赤木智弘著『若者を見殺しにする国』が、梅田の某書店で平積みされていました。さて、どこの本屋さんでしょうか?前列二番目の右端ですね。 昨夜、NHKで「ワーキングプア」の特番があったんですね。見なかったけれど…、確かに資本制を承認して、婆抜きゲーム…

叔父の法要/朝日新聞書評を読む

◆朝五時に起きて、新倉敷まで行き、バスとタクシーと乗り継いで、「釣りバカ日誌・18」の舞台にもなった瀬戸内の海蔵寺のある村で叔父の法要をいたしました。非常に天気が良くて前夜、町内の忘年会があったので、睡眠不足でしたが、気分は快適でした。住職…

露出度がアップ・アップですね。

◆追伸:『若者を見殺しにする国』が朝日新聞(12月9日)の書評欄に掲載予定ですね。 毎日新聞の夕刊(12/6)の記事は「この一年の論壇」を総括して、中西寛・京大教授(国際政治)▽加藤陽子・東大准教授(日本近代史)▽ジャーナリスト武田徹氏が語り…

葉ッパでバッハでハッパッパ

葉ッパでバッハでハッパッパ―京都洛西かぐや姫っこ物語作者: 三上祥子出版社/メーカー: 海青社発売日: 2007/10/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 毎日新聞夕刊(12月4日・大阪版)に色刷りの目立つ記事が掲載されていた。作者は京都…

外こもりって?

日本を降りる若者たち (講談社現代新書)作者: 下川裕治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/11/16メディア: 新書購入: 7人 クリック: 129回この商品を含むブログ (50件) を見る 下川祐治著『日本を降りる若者たち』について、毎日新聞(2007年12月2…

落語を聞く(立川談春)と談笑

leleleさんのブログを読んでいたら無性に落語を聞きたくなった。過去ログでも紹介した『シャブ浜』の立川談春の20年目の収穫祭より二枚組のアルバム。disc1:『九州の吹き戻し』(04.11/12 東京芸術芸術小ホール)とdisc2:『文七元結』(04.11/13 東京芸…

野球っていいなぁ、

久しぶりに野球を初回から終わりまで見ました。最後まで放映してくれましたからね、あんがと。。。 延長戦がなく、それでも4時間越えたのに、緊張感のある締まったゲームでした。日本が韓国に4−3と勝ったけれど、両軍とも必死の熱い戦いは素晴らしいもの…

星野ジャパンおめでとう!

無死満塁で同点スクイズをやってしまう度胸に驚いてしまった。 かって球史に残る日本シリーズでカープと近鉄戦の江夏豊のスクイズ外しは腹括った奇跡のようなものでしたが、今夜の台湾戦のスクイズは殆ど誰も(玄人の素人も含めて)頭にすらよぎらなかった思…

中島岳志×ビッグイシュー(トークセッション)

[rakuten:book:12079793:image] マイミクさんからの、ジュンク堂大阪本店でのトークセッション、他の案内メールが来ましたので、転載いたします。 ★ビッグイシュー基金発足記念パーティ&中島岳志ジュンク堂トークセッションのお知らせ 2007年も押し迫ってき…

60年代が終わって、

何故、陽水の『傘がない』を動画アップしたのか。web草思の「世界はこんなふうにも眺められる」から、保坂和志の19回・「70年代の2人の小説家」で、野坂昭如、筒井康隆について書いているのですが、その延長戦沿いで、保坂さんが、掲示保板で、興味未…

そして、もう一つの70年代から、「自分自身を見殺しにする国」へ

70年代と言えば、松岡正剛の『遊』の創刊号は買いましたね。『薔薇族』は買わなかったけれどw、予想に反して完売しました。 通常の出版流通で取次配本だったことの意味を改めて確認しました。確かに「『千夜千冊・1208夜』 伊藤文学」で言っているよう…

「大盛りで米を食え!」そして歩け!

人は必ず太るしかし必ずやせられる (講談社ニューハードカバー)作者: 森谷敏夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る ひょんなことから、急遽、梅田に出かけました。お土産つきの講演のお呼びがあったの…

かって35歳のオヤジが○○した歌

大阪で生まれた女・18アーティスト: BORO出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ発売日: 1992/12/21メディア: CD購入: 4人 クリック: 139回この商品を含むブログ (10件) を見る leleleさんが、「大阪で生まれた女・18」について書いていました。…

戸川純

leleleさんがブログに戸川純の「レーダーマン」をカラオケのお得意曲にしていると書いていたので、懐かしくなってYOUTUBE検索しました。温故知新で赤木さんも「戸川純って、いいっすよ」ってらしい。 久しぶりに、「玉姫様」、「パンク蛹化の女」を聴いたら…

ケータイ小説/自分でなく世界を

ネットラジオ♪『ゲンダイモンダイ』の30回目は「ポスト個人主義を考えるのパート2」ですが、まりんさんが、リチャード・ローティの『偶然性・アイロニー・連帯』(岩波書店)をテクストに「リベラル・アイロニー」について語っている。 僕に多少なりとも…

りちりとて むろめめくいと こむいらし

詩的リズム―音数律に関するノート (1975年)作者: 菅谷規矩雄出版社/メーカー: 大和書房発売日: 1975メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る 武田徹オンライン日記の「知ることの功罪」で、武田さんは、「無知の知」ではなく、「知の無知」?って言う…

訃報のお知らせ

bk1の98回目・書評の鉄人列伝に選ばれた由良博英さんが、お亡くなりになっていました。 bk1の書評担当者の方が当ページアップの連絡をした際に“由良 博英”さんが故人となられたことをお知りになったと言うことです。由良さんのサイトにお兄さんから…

ホルモン療法/「メタボ戦略万歳」

ガンが逃げ出す生き方 人は勝手に125歳まで生きる作者: 安保徹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/29メディア: 単行本購入: 1人 この商品を含むブログ (1件) を見る 毎日新聞の朝刊で、『前立腺癌』の特集記事があったので、読んでみる。殆ど知っている…

貧困問題

id:eireneさんから経由で東京新聞、JANJANの記事を知る。 ◆『野宿者支援活動を続ける生田武志さん 貧困問題の放置は違憲』です。 ◆もやいの湯浅誠さんのJANJAN からの記事、「<貧困>は自己責任ではない」も紹介されていました。

捧げものとしての本

善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]出版社/メーカー: アルバトロス発売日: 2007/08/03メディア: DVD購入: 3人 クリック: 119回この商品を含むブログ (295件) を見る劇場で見逃した映画『善き人のためのソナタ』をDVDで見ました。ラスト…

哀悼モーリス・ベジャール

http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2315785/2383122 http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20040714/p3 http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20070111/p1

久しぶりに投稿しました。

赤木智弘の『若者を見殺しにする国』のbk1書評投稿しました。 http://www.bk1.jp/review/0000462784 書評というより販促的紹介文のようなものですね。井上寿一の『日中戦争下の日本』の併読もお薦めしました。日中戦争下の日本 (講談社選書メチエ)作者: …

「ひと」は死なない。。。

死ぬのは法律違反です―死に抗する建築 21世紀への源流作者: 荒川修作,マドリンギンズ,Madeline Gins,河本英夫,稲垣諭出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2007/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (19件) を見る荒川修作+マドリン…

大河内山荘の続き

大河内山荘は二度目ですが、春には又、来たい!苔とか石畳とか肌理の細かい手入れをしており、大河内山荘だけを目当てにこられる人が結構いるのも頷けます。大河内伝次郎が34歳になって一念発起し、享年64歳まで、私財を投げ打って大河内山荘を作庭した…

フリーター、「左派」or戦争(毎日新聞記事)

赤木智弘さんが、毎日新聞の夕刊(11月22日)の「文化 批評と表現」の紙面で、同年輩(1975年生)の中島岳志さんと『アジア対談』をしていますね。赤木さんの本『若者を見殺しにする国』にしろ、語り口にしろ、ネットのエントリー、コメントにしろ、…

大河内山荘の紅葉

肌寒い嵐山でしたが、渡月橋を歩いていると、雨上がりに虹がかかりました。デジカメを取り出して撮ろうとしたら、あるはずのないデジカメがない!慌てましたね、それまで、大河内山荘で100枚ほど、苔とか石畳の写真を撮っていたのです。よく考えたら、バ…

子どもたちの言葉。

保坂和志さんのところの掲示保板のカキコで中学生の方がこちらのスピーチを紹介してくれました。ストレートに伝わる。何故、大人の言葉が説得力を持ちえなくなったのか、そんなことを考えました。(http://www.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg)「三十歳まで…

「ロボ乙女」&「オトメン」

[rakuten:book:11917733:image][rakuten:book:11917734:image] id:kanjinaiさんが、「女性型ロボットへの性的欲望の未来」のエントリーでロボット動画をアップしているが、ここまで、技術は進化したんですね。でも、何かこちらのロボットちゃんと二人きりに…