2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

国家と資本

萱野稔人の『国家と資本の関係をどうとらえるか?』を読みました。先日、僕は蔵研也の『リバタリアン宣言』のbk1書評で、リバタリアニズムは弱者を支える理論武装に成り得るかもしれないと、「上は市場原理、下は談合(助け合い)」の下流リバタリアン宣…

消費者は著者なのです。

出版社が読者に本を売らず作家に売るようになったかぁ、 石猿日記経由で知ったのですが、本当に「溜息が洩れてしまう、やれ、やれ」のこちらの記事です。

天下りのようなことは、やめて、

[rakuten:book:12003687:image] 「上は市場原理、下は談合(助け合い)」の下流リバタリアン宣言をします。と言うbk1書評をアップしました。 要は、前小泉政権が小さな政府を標榜して構造改革を行ったとされるが、実際は大きな政府による官治国家が進行し…

台風がキマ━━━━(゚∀゚)━━━━!!せんでした。

◆昨日は台風で、とてもじゃあないけれど、駅前で、「明るい選挙推進」のティッシュ、うちわを配る啓発活動が無理ではないかと思ったのですが、案に相違して雨が降らず、道行く人も機嫌良く、7月29日の参議院議員選挙に出かけましょうという声にも答えてく…

ひきこもり

斎藤環さんの『高年齢ひきこもり』のセーフティネットの構築(1)は使えるアイデァのヒントがありますね。 こういう具体的な処方箋を出し惜しみすることなく、いちゃもんも恐れることもなく、ネット公開してくれることは、この問題に悩んでいる人々、当事者…

アムール女度って、♪でも…

「愛は負けても親切は勝つ」スローターハウス5 (ハヤカワ文庫SF ウ 4-3) (ハヤカワ文庫 SF 302)作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,和田誠,伊藤典夫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1978/12/31メディア: 文庫購入: 26人 クリック: 894回この商品を含む…

「つまらなそうにしてない書店員」がたくさんいた書店

社会人となった頃、出版社の営業をやったというマイミクさんが、昼間はよく別の会社にいった人たちと飲み食いをしたものだ。 それなのに、バブルが始まる頃から、そんな時間もなくなって、今はずっと忙しい。なんで日本の社会はこんなことになったのかな…。 …

ことばのアトリエにて、

♪今晩7時より▼オールニートニッポン放送再開第1弾! 『公開生放送『フリーターの反撃が始まった!!〜若者による新しい労働運動の夜明け』が放送されますね、 ■戦いの現状報告会 人材派遣会社「グッドウィル」が登録スタッフの給与から1勤務あたり 200円…

蒼井優の「ことのは」♪

列車にて遠く見ている向日葵は少年が振る帽子のごとし(寺山修司) WEBナツイチ短編映画『ことのは』を見てしまう。okatakeさんの「蒼井優カバーにおっさんもダウン」に、微笑ましくなって、検索したら、成る程ね、「こんな画像なんだ。このサイトでばっちり…

戦争より主夫として子育てをやりたい。

◆年々に わが悲しみは 深くして いよよ華やぐ いのちなりけり (岡本かの子『老妓抄』) マイミクさんのコメント欄で本題はGORDIASさんのエントリー「私、産みたくありません。」だったのですが、脇道にそれて、赤木さんのことに触れたことが最近ありました…

とうとうネオリベが映画になった。

顔は文脈である。(斎藤環)、♪ナットク! 映画のストーリーだけ読んでいたら、 それだけで、興奮してしまった。その映画は『ラザロ』、ネオリベラリズムが生んだ怪物、とうとうこのような映画が出来たのか、サブカル雑誌が『政治特集』をやる流れがあるわけ…

戦争と平和

差異を前提とする連帯(武田徹)♪その困難さよ! ◆昨晩の続きを書きます。目が元気になりましたので、一部引用もします。 『STUDIOVOICE・8月号』の小熊英二×雨宮処凛の対談で、日経連が95年に出した「新時代の『日本的経営』」は重要なテキストなので、原…

リバタリアンとネオリベ/自由とは

東浩紀さんはリバタリアン哲学者だそうだし、赤木ミクシィコミュで、「■ この人は本当に頭が悪いと思う 」をめぐってのやりとりの中で、ネオリベについて、僕自身、勘違いしている部分があるかもしれないと気づきがあり、リバタリアンとネオリベの区別もはっ…

やっと出ました!「オルタ・6月号」

ジュンク堂書店新宿店のフェアに出品中 です。 http://www.parc-jp.org/main/a_alta/alta/2007/freeuse_alter http://www.parc-jp.org/main/a_alta/alta/2007/05/cover 杉田俊介さんも書いていますよ。 ●期間:2007年7月17日(火)まで ●場所:ジュンク堂書…

名前のない花/藤原新也

藤原新也の新刊が発売されたのですね、 http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php ★本の通販ストア - 本、雑誌の通販ならhonto ★本の通販ストア - 本、雑誌の通販ならhonto*1 ★本の通販ストア - 本、雑誌の通販ならhonto ★本の通販ストア - 本、雑誌の…

「文化はいくら?」

「新聞にたった一日掲載されるだけで数千万円か」、このことは、過日(5/25)、マル激トークの河内孝氏(元毎日新聞社常務取締役)『新聞ビジネスはすでに破綻している』を視聴した強烈な余韻があるので、そんなもんだろうなぁとナイーブにびっくりはし…

陸沈の人

参照:「現代日本教養論」(稲葉振一郎&山形浩生)http://www.toyokeizai.net/online/magazine/story02/backnumber.php?kiji_no=8 (n-291さんのブログからですが、確かに大澤真幸『ナショナリズムの由来』と『埴谷雄高全集 3 死霊』は、どちらが殺傷能力…

わたしは奥歯、「ぷふい」

芥川賞候補にエントリーされている川上未映子の『わたくし率イン歯ー、または世界』(早稲田文学・〇号)を前に読み始めたときは、なかなか最初スムーズに読めなくて、積読状態になっていたのですが、7月17日の選考日が迫ってきたためか、このところ、僕…

究極の自己表現

前日の新風舎問題をめぐっての続きのようなエントリーですが、あえて、新風舎よりに考えて見ます。「新風舎からのお知らせ」に「表現者第一主義」を基本とするという「クール・ジャパン」顔負けの、クールな言葉がアップされていますね。何と、格好いい、っ…

大手自費出版社って、新語?

わざわざ「大手自費出版社」(新風舎)って、読売新聞で書いているのに、朝日新聞では、「大手自費出版社」という、会社名を上げないで書いている「武士の情け」は許せるけれど、でもね、大手自費出版社って、どんな会社?ですか、ひょっとして、大出版社の…

死者を見下ろす出征の幟/レディ・メイド

『論座・8月号』の特集は「天皇表現とタブー」、「図書館が日本を救う?!」とそそられる記事ですが、まずは、保坂和志さんの「本棚拝見」の画像を拝見すると、小島信夫の『寓話』、『菅野満子の手紙』は予想通りですが、ミシェル・レリス、『アフリカの印…

恥ずかしいなぁ…公やんか、

★東浩紀さんの『文化庁レベル低すぎ』 参照:文化庁より娘のレベルが高かった件について - ニート☆ポップ教NEO ★かぜたびさんの『既存メディアに寄りかからないコミュニケーション』 ★leleleさんの『自費出版と自己責任』 ★石猿日記の新風舎訴訟がはじ…

30代ですか、

僕が時々覗く「ジョブカフェ」は35歳まで、このタイトな年齢層と重なるのですが、いつの時代でもこの年齢は時代の波をモロにかぶりますよね、そのような現実に日々鍛えられているから、今現在の言説がフリーズのままで、更新されないことはなく、明日にな…

上場企業の覚悟

NBオンラインで、「投資の自由は、侵されないのか、ブルドック対スティールの係争が投げかける問題」は、企業防衛に専念するなら、上場しなければいい話でしょう。出版社、取次は殆ど上場しないですね、再販維持制度があるしね。 でも、6月28日に下された東…

リサイクル棚でもらった佐多稲子

いとしい恋人たちposted with 簡単リンクくん at 2007. 7. 3佐多 稲子著角川書店 (1981)この本は現在お取り扱いできません。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る ★小谷野敦さんのお目出たい話は本当だったですね。祝! ■手に入れるのは難しいと思います…

「暴力」と「去勢派」

参照:http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070704/129105/?P=1 [rakuten:book:11968752:image] 先日の記事でmmさんがコメントをくれてレスしたのですが、長くなりすぎ、まとまっていないので、本文に書いてみます。 昨夜、特別無料サービスで、…

クスリはリスクな投資かぁ、

ワクチン後進国の汚名、二度接種なんて、やってないよ、 ちょいと、古い、牛肉コロッケ、年金問題で忘れかかったことですが、 ハシカワクチンって、こうやってNBオンライン記事を読むと、ナンダカナァと思ってしまう。 先月、高額医療費の還付申請をしました…