2005-01-01から1年間の記事一覧

マンゴーで、ビンゴ!第三位

下で紹介した山崎美緒の『マンゴーと丸坊主』が秋嶋さんによると、何と紀伊国屋梅田店の文藝ジャンルで堂々の第三位にエントリーです! 「大阪で生まれた女」の人は元気がありますね。美緒さんはアフリカ5000キロの自転車走行する前に日本縦断6000キ…

私はカタツムリになりたい。

姉歯問題でleleleさんが、賃貸がいいねと書いていましたが、昨日久し振りに淀屋橋に寄って地下街のブックファーストを覗いたら、『一生賃貸!』っていう本がベスト・テン入りしていました。 寒い一日でした。でも、楽しい、楽しい、忘年会でもありまし…

しみじみ「内在系」、メンヘラーって?

『限界の思考』は面白いんだが中々前へ進まない。気になるテクニカル・タームについて一々考えていると脱線するのです。でも結構、宮台さんなりにサービスはしてくれている。例えば、 言い方を変えると、日々の糧に困らず平和に生きられれば幸せになれるタイ…

走れ、走れ、コウジローン

『風の旅人 17号』を購入しました。画像の一部ははこちらでクリックしてご覧下さい。前日のエントリーに続いて「おから工事」を許容する「経済設計」の欺瞞について考えていたら、この雑誌に収載されている武田徹の『自動車の欲望』は幽霊のジャーナリスト…

師走諸々

退屈男さん経由ですが、連日報道されている姉歯物件を台湾?の新聞で『豆腐摩天楼?』と書いているらしい。バブルが崩壊して以降、このところ景気は好調で日経平均株価は東証15000円に迫る勢いで、為替水準も一ドル=120円に接近と、「脱踊り場」宣…

とうとう夢見た本屋が実現か?

現役の書店員の頃、時々、夢と言うと気恥ずかしいので妄想と言っちゃうと、何ですけれど、本を付加価値をつけて売ることは出来ないかと言うことです。僕がこのブログで拘って「再販維持制度」について言及していますが、別に安売り合戦を推奨しているわけで…

空へ

ぽまさんこと小松育美さんの個展が12/13〜23迄、開催されます。詳細は京都岡崎のギャラリー16で…。

200台に横ばい基調

双風亭日乗さんのブログをロムすると、もうじきアクセスが10万とのこと、約半年のデータでしょう。このところ一日あたり500〜700とのこと、初期は一日20が当たり前だったらしい。物凄い上昇カーブですね。それで、面白いなぁ…、と思ったのは僕の方…

北京を出ないで世界を回ろう

中国映画には官製映画と地下映画があり、後者の代表格と言えばジャ・ジャンクー監督でこの映画『世界』は今回初めて中国で公開上映が認められたもので、今現在テアトル梅田で11/26〜12/9迄、ロードショー!です。 参照:http://www.mainichi-msn.co…

スキンヘッドと違うよ、満天な丸坊主

「アフリカの貧困とか紛争以外の姿を読者に伝えてください。」と、『秋嶋?元?書店日記』が紹介している山崎美緒著『マンゴーと丸坊主』を読みました。著者は現役のスワヒリ語専攻の学生で、一年休学して自転車に乗ってアフリカ5000キロを走ったのです。…

萌え/依り代

夏目房之介さんと黒猫房主さんとの間で「萌え」についてのやりとりがあり、僕自身も横からカキコしたのですが、僕なりの思考実験でキャラ/キャラクターについてメモしています。その前に夏目さんの「萌え」に関する長文のレジュメを読んでみました。色々と…

梅田を歩く、YAMATOか、

ジュンク堂大阪駅前店が11月11日11時11分に300坪で開店との黒猫房主さん経由で知りましたが、今度寄ってみよう。これまた猿虎さんのブログで知ったのですが、11/11が猿虎さんの誕生日、そしてポッキーの日なんだ。でも実際にジュンクに行ったのは…

借りたけど

新刊棚などにあった地元の図書館で借りたのですが、ほとんど読んでいませんね、返却期限が来たので取り合えず、返さなくては、十二冊まだ借りられるんです。読みたくなれば又借りればいい、それで、備忘録としてデータアップ。

やっぱし、ナマ、なま、生、海鼠

耐震データ偽造問題で、販売会社ヒューザーの社長小嶋進社長がテレビ生出演していた。生だから期待して見る。みののパフォーマンスは最高度にヒートアップして、小嶋社長から150億円かかろうが私財を投げ打ってでも責任を取るとの言質を引き出したのは、…

武田徹羅針盤

増補・改訂 日本マスコミ『臆病』の構造作者: ベンジャミンフルフォード出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2005/05/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (12件) を見る マンションなどの耐震強度偽造問題は連日報道されていますが…

郊外市の中央図書館

戦争は終った [DVD]出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー発売日: 2004/07/25メディア: DVD クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見る 市の中央図書館で借りたアラン・レネの『戦争は終った』を観ました。大学より学舎を譲り受けて中央図書館となったの…

♪カッコウ♪カッコウ…、

僕の村は戦場だった [DVD]出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー発売日: 1998/07/25メディア: DVD クリック: 4回この商品を含むブログ (23件) を見る タルコスフキーの『僕の村は戦場だった』はやはり映画史上に残る文句ない五つ星ですね。批評の余地のないそれ…

動物と自由

波状言論S改―社会学・メタゲーム・自由作者: 東浩紀,北田暁大,宮台真司,大澤真幸,鈴木謙介出版社/メーカー: 青土社発売日: 2005/11/01メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 73回この商品を含むブログ (135件) を見る 『波状言論S改』を読了しました。第一章…

ケッタイなケイタイ

とうとう携帯電話を使ってみようかと思っています。先日の119番に電話したおり、二階に寝ていた僕は家人は誰もおらず救急隊員がドアを叩いて「開けてくれ!」と絶叫しても「鍵がない」、「傘がない」なら悩まなくてもいいのですが、一人暮らしの一軒家の…

商品としての本

双風亭日乗『AMPと中味検索』を読むとアマゾンの流通システムの合理性に驚いてしまう。アマゾンでは一円で売っている商品がありますが、それでも儲かる。結局送料の取り分が運送会社からバックされるのであろう。もしこれが郵便局なら民営化なら可能であ…

オリオンさん、ブログ開設

bk1の書評の鉄人と言うよりは「哲人」である「オリオン」さんが『不連続日記』というブログを始めました。日々連続更新が楽しみですね。「ブログ・ハマリ」を体験なさることを期待します(笑い)。

驚き(一枚の写真)

前日のかぜたびさんのコメントに反応して思い出す小さなエピソードがありますので書いてみます。 写真も、小説などの文章表現も、絵も、そこに描かれている「世界」が審判されるものではなく、その世界の一部である表現者と世界の、相互の入り込みの深さみた…

何故、惹かれたのか?

ミクシィの『風の旅人 読書会』コミュニティでかぜたびさんが、エミット・ゴーウィンのネバタ核実験場の写真についてある読者から、≪「どうしてあんなに美しく見えるのでしょう?」と、読者の方に問われました。 美しく見えてしまうところに、何か大事なこと…

ネタと「ベタ」そしてベタ

黒猫房主さんが前日の『揺れる、揺れる、コスプレ治療♪』に応答して僕の文意がもうひとつわからないとおっしゃっているので、ここに追記してみます。黒猫さんのコメント欄に書くと長くなるかもしれないので…。 眩暈なんですが、さわこさんの貴重な体験によれ…

揺れる、揺れる、♪コスプレ治療

昨日は朝起きると又眩暈で、ヤバイと思いつつ、同じ症状を経験したので、たかが眩暈、命に別状なし、壁、天井が回転するのをやり過ごして、揺れの小さい立ち位置を探って何とか立ち上がる。身体が浮いたような感じ。重心が頼りない、宇宙遊泳するぐらいの軽…

恐るべきクマさん人気

京都読書空間 (act books)出版社/メーカー: 光村推古書院発売日: 2005/10/01メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (37件) を見る 朝、小雨で愚図ついた空模様でしたが、姪の結婚式に行って来ました。上賀茂神社は時々参詣するところなので、…

洗濯屋のKちゃん

主にニート問題について『後藤和智事務所』から 『文明の背後に野蛮が潜んでいる』がトラバされているのですが、主に武田徹オンライン日記から引用されたもので、ネタは武田徹さんですが、勿論、引用した僕自身の文脈に帰責するものです。しかし、僕が引用す…

古い日記

「内田樹の誤植と自殺」(11/9)を読んだからということもないのですが、「死者の眼」から俯瞰する自分の想像上の文脈がふやけてきたのか、部屋の中は乱雑で未整理、ゴミの山に近づきつつある。先日、突発性眩暈で119番を自分でしたのですが、(丁度…

風の旅人/スタッフ募集

ユーラシア旅行社の出版部『風の旅人』がスタッフ募集の広報をブログにアップしていますね。詳細はこちら⇒スタッフ募集 - 風の旅人 編集便り 〜放浪のすすめ〜

人工身体論

掲示保板(11/6)で樫村晴香のテキスト入力をした人が樫村さんの書評データをアップしている。「書評:金塚貞文著『人工身体論』 ーあるいは糞をひらない身体の考察ー『週刊読書人』87.03.16号」なのですが、この本は中々面白そう。チェック。『樫村晴香…