2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

降り積もれば…

“Tohruさん”は某大学の社会学の先生なんですが、ブログ“降り積もれば”はとても楽しいコラムを書いてくださっている。3/19の『領土ナショナリズム』と言った時事問題にも言及していますが、竹島(独島)問題での落としどころとして「International M…

香山リカ(自己責任)旧ブログ転載

bk1には書評データーから検索出来る便利の良い装置 があります。キーワード『自己責任』で検索すると、過去の評者さんたちが投稿書評した本文中に「自己責任」をどのような文脈で使用したかが分ります。それで、検索したら、ぼく自身が、めたら、やったら…

EDって?

武田徹さんをお師匠とするジャーナリストコースの履修生たちがレポートをネット公開しているのですが、河合顕子さんの『EDと男の自尊心』は対岸の火事でなく、当事者として僕自身の問題(でも、これ、救済?かもしれない)で、まあ、EDと男の自尊心を結…

スラヴォイ・ジジェク

ソネアキラさんのジジェクレビューです。『ヒチコック×ジジェク』♪『身体なき器官』と二点もアップ。ぴぴさんの一人読書会にネット参加のテキストという意味でもあるのです。みなさん、頑張って下さい。 ★本日のアクセス数(336)

石居麻耶

bk1の新着書評をロムしたら、“みーちゃん”さんが、「現在お取り扱い出来ません」っていう本の書評をアップしている。そのことを見越して投稿書評の冒頭に≪多分、この本は注文をしない限り一般書店の棚に飾られることはないはずだ。そういう本をbk-1で書評…

早稲田文学

“陸這記の仲俣暁生さん”が『早稲田文学』がフリーペーパーするとの東京新聞報道に関してブログでコメントしている。出版社が発行するPR誌は一応、定価がついているが、店頭で貰える。フリーペーパーというからには、そんなPR誌と違って、書店の店頭に限…

ミシェル・フーコー

ぴぴさん、ソネアキラさん、おしょうさん、shohojiさんたちと、フーコー談義が始っていますが、僕は拝聴させてもらっています。それでテキストデーターのためのエントリーをつくりました。参照:♪『性の歴史?』『性の歴史?』♪『ドゥルーズのフーコー…

伊藤若冲

国立京都近代美術館で伊藤若冲展が3/27まで開催されているのですね、忘れないようにメモ。錦小路の青物問屋の旦那は家業より画業で、四十歳の時、弟に家督を譲って画事に専念、四十数年、絵の中で遊んだのです。生涯独身で、今風に言えば、「オスの負け…

僕は知らないのです

「ブルーハーツ」を聴いた世代に保坂和志さんも入るんだと、今日のエントリーを覗いて思ってしまった。どうやら、カラオケで「ブルーハーツ」を歌ったらしい。僕はブルーハーツを聴いていないんです。でも参照の通り、ブログでブルーハーツを武田徹さんの言…

『旗本退屈男まかり通る』

「退屈男の本と街」の退屈男さんは、本にまつわる、興味のない人にはゴミとしか思えない話でも紹介してくれます。最新のエントリーでも『本の人生 本との人生−末端古本屋雑記帳−』というオモロイブログをアップしてくれました。僕もさっそくアンテナ登録しま…

生きがい論を超えて、『いのちの初夜 (角川文庫)』『定本北条民雄全集 上巻』

ぼくの読書傾向の流れは自分なりの定点がある。ぴぴさんが一人読書会でフーコー、バタイユ、レヴィナス、アガンベンを取り上げるといった壮大なチャレンジを敢行していますが、僕は体系だって読みなすエネルギーに欠けるので、僕の定点からこれらの著作集を…

Profanierungen

月曜社のuragさんによると、ジョルジュ・アガンベンの『涜聖』の仏訳が出版されとのこと。原著のイタリア語より早く発刊されたのです。詳細はウラゲツ・ブログで御覧下さい。表紙画像が大きくアップされています。僕は当然読めませんので、読める人に情…

情報転載

★《若年無業者』》の実情と支援を考えるフォーラムin大阪 名前:ピピ 日付:3月15日(火) 21時3分 以下、研究会「職場の人権」のMLに流れたメールを転載します。 +++++++++++++++ ニート、ひきこもり、フリーター。 若者と向き合う第一線の識…

HPですが、

萩尾望都がお好きらしいshohojiさんは、HPをお持ちですが、掲示板、ブログは管理していません。その代わり当ブログにはコメントの常連になっています。ベルギー在住で一度もお会いしたことがないのですが、ネットを通して知り合いながら、今ではア…

山形浩生(2004/04/19)

山形浩生の『新教養主義宣言』でぼくは拙レビュー『変教養主義』を書いていました。今、ロムすると、蓮実さんが、蓮見さんになっていました。元東大総長の蓮実重彦さんです。(この場で誤字修正をして置きます)山形浩生翻訳本ものも一杯ありますが、ぼくが…

経営コンサルタントをしている○馬勝氏から「時事解説」のメールが来ました。 M&A 攻防 キーワード集 ポイズンピル, ゴールデンパラシュート, スタッガードボード, ホワイトナイト, パックマン・ディフェンス, ジューイッシュ・デンティスト, ショー…

後藤和智事務所

先日、某出版社からムック雑誌で「ブログ特集」をやる、ついてはこの『千人印の歩行器』を紹介したいとのメールを貰いました。この雑誌のバックナンバーは僕も持っているほどポピュラーなもので、本屋、量販店のパソコン売場にも置いている。多分、○万単位で…

柄谷行人のモヤモヤ/ワクワク/クラクラ

二葉亭四迷の『浮雲』を読みました。新鮮な読後で古臭さは感じなかったです。偶に、何らかの切っ掛けで、明治文学を読んでみると学校の授業で書名、作家名だけは良く知っているのに、逆ににそれが徒となって、あらすじ本のようなもので、お茶を濁して読んだ…

町内会

こちらに引越してとうとう自治会の幹事当番が回ってきました。660軒位らしい。僕の担当は<生活文化>で主要な仕事は<訃報の連絡>です。訃報はいつやってくるか誰も予測がつかないので、僕のようなフリーハンドの人間が一番、便利が良いであろうと、自…

ドストエフスキーの風呂

前日から、急にお風呂屋さんの流れになってしまったので、「名作で読むお風呂シーン」をアップしてみました。ドストエフスキーの『死の家の記録』では石川五右衛門風呂に入った心地がしますが、追々谷崎潤一郎あたりの耽美派風呂シーンを紹介します。 浴室の…

新作映画情報

「吟遊旅人」の掲示板に映画情報のカキコがありました。僕も応援したいと思い、そのまま、コピペしました。応援隊さん御了承下さい。 名前:「PEEP"TV"SHOW」応援隊 日付:3月13日(日) 1時31分 突然の書き込み失礼します。森達也さんに関する記述があったの…

銭湯/夢声戦争日記 第2巻 昭和17年 (下) (中公文庫)

前日さわこさんが、大阪では銭湯とは呼ばないで「お風呂屋」さんと呼ぶと言っていましたが、東京でもそうみたい。でも、僕が東京にいる時はもっぱら、銭湯と呼び習わせていた。考現学として多分、風呂は蒸し風呂から来て、風俗辞典(東京堂出版)によれば、…

多和田葉子

多和田葉子の『旅をする裸の眼』がすごく面白そう。必読にチェックリスト。参照:http://d.hatena.ne.jp/solar/20050217陸這記

映画の明らかさ―アッバス・キアロスタミ

ぴぴさんの『桜桃の味』のシネマ日記を読みました。いつでも死ねることが救いになる。風通し良く世界とつながる。明日に死すとも可であるから、今日を生きれる。死も生も出口なき不老不死の牢獄なら、こんな責め苦はない。俗情が癌細胞を増殖させる。身体を…

俗情と結託しない一歩♪雨の御堂筋

暖かかったですね、今日は一万歩以上歩きました。天満橋から御堂筋をミナミへ向かって、アメリカ村のヴィレッジ・ヴァンガードを覗いて、店頭はとても本屋さんとは思えない陳列でアート系、写真系、精神世界系、などが、ホビーの数々に埋もれて、違和感ある…

銭湯MAP東京―銭湯へ行こうデータ編ヌルイコイ

「全身小説家」井上光晴の娘、井上荒野の小説を読むのは初めてです。ぼくがよく訪問する“とみきち読書日記のブログ”で荒野さんの書評があったので、頭の隅にインプットされていたのか、『ヌルイコイ』をブックオフで手に取り捲ってみたのです。そうすると、…

自意識の化物

ドストエフスキーの『地下生活者の手記』を読む。ブンガクにしろ、ブログにしろ「私語り」が書き手、話者の信用を担保するような言い方が当たり前みたいに流布されていますが、ぼくはいつも括弧付きで考えてしまう。?ラッキョウの皮を剥くように二、三枚の表…

家庭の医学

レベッカ・ブラウンの本書は“bk1で書評”をアップしてますので、一部紹介します。 『体の贈り物』(マガジンハウス)と同じく訳者は柴田元幸である。柴田さんの日本語はしっとりと、情感があり、レベッカ・ブラウンは柴田訳しか知らないが、原作はどうなん…

米原万里/がん半減させた「時間治療」

『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』の米原万里さんは同時通訳の仕事で国際舞台で活躍し、大宅荘一賞を受賞してノンフィクションライター、コムラニストとしてそのバイリンガルな視点での社会批評などに啓発されるところが多く、彼女のユーモラスな文体も楽し…